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お知らせ(トピックス)

【2013.08.18】日経HR社掲載「就業力ランキング」記事について取材しました!!

日経CAREER MAGAZINE 特別編集「親と子のかしこい大学選び 2014年版」(日経HR、2013年6月17日)の特集「本当の“就業力”が育つ大学ランキング」で、東京外国語大学が3年連続で総合ランキング1位(470大学中)に輝いた事を受け、本誌、編集長である町田真寿氏に去る6月26日にインタビューさせていただきました。

Q1.東京外国語大学が、1位にランクインしたのは、三年連続という事になりますが、調査内容は、毎年同様なのですか。

A1. 文部科学省が大学生の就業力育成支援事業の中で定義する「卒業後必要な能力」を就業力と呼んで居り、調査の質問項目と項目毎の加重は少しずつ変えています。

Q2.今般、6月17日付日本経済新聞に本件記事が掲載されたわけですが、反響はいかがでしたか。

A2. 日経新聞に本件記事が掲載されたのは、はじめての事でしたが、大学からはかなりの件数の問い合わせがありました。大学のレベルを評価する指標として、偏差値だけではない、「就業力」という新しい指標を、掲げたわけですので、大学側の関心も大きかったのだと思います。大学によっては、オープンキャンパスで抜刷りを配布されるなど、活用方法でも様々なリクエストをいただきました。


Q3.「就業力」の採点項目は、学業、課外活動、交友関係、就業観の4項目との事ですが、東京外国語大学はどの点が優れていたのでしょうか。

A3.グラフをご覧いただいてわかる通り、どの項目もまんべんなく点数が高かった事が、1位になった所以かと思います。


インタビューは以上の通りですが、調査結果のグラフを細かく見ると次の事がわかります。

・東京外国語大学は、ゼミの履修が100%など、学業で高ポイントを上げている他、理解度、授業の面白さでもともに88%といずれも高ポイントでした。

・さらに留学という項目においては、10位以内にランキングされている大学の中ではNo.1で、約40%の学生が留学を経験しています。

・課外活動では、5項目の内、4項目で75%を超えて居り、全対象大学で1位となっています。外語祭が学園祭グランプリで2012年度1位になるなど課外活動の充実度合いは群を抜いています。

・交友関係においても、「友人」(学内、学外)がともに100%であることから、国際的なキャンパスで豊かな交友関係を築いている事がわかります。

<総括>マンモス大学でない良さ、グローバル人材育成が大学の重要な使命と世間でいわれる中で、海外からの国費留学生が多く存在するキャンパスは、本質的にその環境を兼ね備えて居り、学生もその中でのびやかに、学業はもちろん、課外活動も含めて、学生生活を大いにエンジョイしている姿が浮かび上がります。西ヶ原時代も懐かしいですが、外語大は旧き時代の良さも継承しつつ、明らかに進化しているようです。

<取材・文責 藤田 智子 D57>

当記事につきましては、外語大のHPでも取り上げられています。
http://www.tufs.ac.jp/topics/3_7.html
また、6月17日付け日経新聞で、当記事を取り上げていました。外語大のHPにて全文を読むことができます。
http://www.tufs.ac.jp/topics/post_356.html お知らせ一覧に戻る