イスパニア会は、毎年2回の例会(6月と12月)を開催し、スペイン・中南米専門家や卒業生の人生体験なども含めアカデミックから文化・芸術・音楽にわたる幅広い講師による講演会を催しています。
平成25年度総会(第9回総会)と41回例会を下記の日程で行いますので、会員の皆さまのご参加をお待ちしています。
日時 |
平成25年6月23日(日)
15:00~15:30 第9回総会(5F)
15:30~17:00 講演会 (5F)
17:00~18:30 懇親会 (8F)
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場所 | 東京外語大本郷サテライト(文京区本郷2-14-10) |
講師 | 寺崎 英樹(東京外語大名誉教授 昭和41年S科卒) |
講演テ-マ | 「スペイン語史と現代スペイン語とのかかわり」 著書『スペイン語史』(2011年大学書林刊) |
講演要旨
スペイン語を読んだり、書いたり、話したりする実用能力を身に付ける上では,スペイン語史の知識がまったくなくても何の差支はない。現に普通の母語話者はそんな知識はなくとも,何の不自由もしていない。
しかし,スペイン語を専攻する人なら,そういう知識を多少とも持つのは無駄にはならず、スペイン語に対する理解が深まることは間違いない。たとえば,Mexicoをなぜ「メヒコ」と読むのか?また,Ustedは相手を指すのに,なぜ3人称なのか?。こうした現代スペイン語にかかわる疑問は,スペイン語の歴史をさかのぼれば明らかになる。
今回は,それらを中心にスペイン語の歴史をできるだけ簡明に俯瞰してもらいます。
関連リンク:
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