このたび本学出版会は、アンナ・ヴェジビツカ著『アンナ先生の言語学入門』(A5判・331頁・税込2100円)と酒井啓子編『〈アラブ大変動〉を読む──民衆革命のゆくえ』(A5判・237頁・税込1575円)を刊行しました。
『アンナ先生の言語学入門』は、本学名誉教授でポーランド文学者の小原雅俊先生、本学教授の石井哲士朗先生(スラヴ語学)、本学博士課程出身の阿部優子さんによる共訳で、言語学のエッセンスと世界のさまざまな言葉の用例をふんだんに駆使しながら、平易な語り口で書かれた入門書です。本学名誉教授で言語学の巨人・故千野栄一先生も、この本の翻訳出版をかねてから念願されていました。その古典的名著がいよいよ日本語に。本書が外国語に翻訳されるのはこれがはじめてです。言語学の研究者はもちろんのこと、言葉に興味をもつすべての方々にぜひ読んでいただきたい本です。
『〈アラブ大変動〉を読む』は、本学教授の酒井啓子先生が編者となり、2011年3月3日に東京外国語大学で開催された公開ワークショップの記録と、その後の動向を考察した論考を収載しています。本学が誇る第一線の中東研究者たちが、いまだ混迷のなかにあるアラブ世界を、その深い見識と独自の視点からさまざまに読みとき、革命の〈歓喜〉と〈苦悩〉に迫ります。ぜひご一読ください。
『アンナ先生の言語学入門』の表紙拡大写真は
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