『去る9月14日(土)、前日の雨も上がりお天気に恵まれたなかで、東京外国語大学立石学長による特別講演会が行われました。演題は『スペインとカタルーニャ~「ネーション」をめぐる相克~』でした。スペインの中にありながら、自主独立の気概の強いカタルーニャ地方についての近現代の歴史について2時間にわたり語っていただきました。現代の政治においてはスペインからの独立志向派がカタルーニャ議会の3分の2を占め、またスポーツの世界ではサッカーにおけるレアルマドリッドに対するFCバルセロナのライバル意識、マドリッドを差し置いてバルセロナでオリンピックが開催されたということにおけるその対抗意識の歴史的背景に触れることができ、非常に興味惹かれる講演となりました。
会場は当会に種々の
会員特典を提供いただいているガレリアUCHIHARA様の多目的会場をお借りすることができ、ゆったりと、かつ静かな会場で快適な空間を提供いただきました。
出席者はお蔭様で予定の100名を超え、また東外大卒業生以外の方も講演内容にご興味を示していただき、多数参加いただけました。
講演会終了後は、会場を隣接するペルー料理屋「ナスカ」様に移し、レストランを借り切っての懇親会となりました。参加者は70名ほどでしたが、レストラン中を立錐の余地もなく講演会参加者で埋めて、飲食と会話を楽しみました。
当日の様子は
フォトギャラリーにてご覧ください。
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