去る5月25日(日)、2年ぶりに中部支部総会が開催されました。この度は中部地区在住者以外からも参加者を募ったこともあり、前回を上回る50名が参加しました。大学からは来賓として春名展生・学長が出席され、外語会本部からは寺田朗子・理事長、若栗直和・広報委員長、秋保哲・支部委員長が参加しました。
冒頭に黒田薫子・中部支部長から支部の近況やご自身の万博での活動のご報告があり、それに引き続き株式会社名古屋グランパスエイト前社長、現上級エグゼクティブアドバイザーの小西工己氏(F1982)のご講演がありました。動画を豊富に交えてのJ2からJ1への昇格、その後のJ1残留に関するご苦労話に、参加者は食い入るように聞き入っていました。
乾杯のご挨拶では、亀山郁夫・元学長、現名古屋外国語大学学長が国際系大学の厳しい現状をご紹介し、春名学長にエールを送られました。その後は食事をとりながらの歓談となりました。歓談の間、春名学長と寺田理事長からご挨拶がありました。春名学長から、大学の志願者減・日本の労働力不足を乗り切るためには知の総和を上げていくことが必要で、そのための外語としての方策が示されました。次に寺田理事長から、若い方々への期待、外語会に入会してそのメリットを利用すること、本部と支部のつながりの強化についてのお話がありました。
それからも参加者からの活動紹介、相互の交流で盛り上がりました。中締めの挨拶では秋保支部委員長が、昨年9月に設立されたカザフスタン支部によるロシア語留学生の支援や支部活動における大学とのつながりの重要性について言及しました。最後に集合写真を撮影してお開きとなりました。