東京外語会は、学生のキャリア相談や企業訪問支援、卒業生同士の橋渡しをネットワークを通じて行うことをミッションの一つとして掲げています。 「外語会キャリア相談員」は、さまざまな分野で実際に活躍する卒業生が、後輩のためにキャリアアドバイスや支援を無償で提供する取り組みで、現在70名近くの登録があります。
キャリア支援活動のさらなる活性化を目指して、2023年12月2日(土)、東京・赤坂のアークヒルズクラブで「キャリア相談員情報共有会&懇親会」が開催されました。今回は、コロナ禍を挟んで4年ぶりの開催となりましたが、相談員29名と大学・外語会関係者8名の合計37名が参加し、キャリア支援活動の現状や今後について積極的に情報共有や議論が行われました。
イベント当日は、寺田朗子氏(東京外語会 理事長)のキックオフ、北昌宏氏(東京外語会 常務理事 キャリア支援委員長)の乾杯を皮切りに、大学・外語会・相談員から複数の登壇者を迎え、キャリア支援活動自体の認知向上や相談件数増加に向けた取り組みの必要性、相談者・相談員からのフィードバックのあり方、各相談員の実体験からの学び、転職市場のトレンドを踏まえたポイントなどについて議論しました。
イベントの最後は、加藤資一氏(東京外語会 理事 / キャリア支援委員会)と小出三郎氏(東京外語会プラザ)からのコメントに続き、参加者同士のネットワーキングで締めくくり、盛況のうちに幕を閉じました。参加者からは、大学や外語会としての活動の現状や今後の議論だけでなく、キャリア相談員同士のネットワーク構築にも役立つ有意義なイベントだったという声をいただきました。
東京外語会では、今回の議論を活かして、キャリア支援に関する外語会活動を一体として強化していきます。そのために、新たなイベントの企画や、キャリア相談員によるコラム執筆やインタビューによる情報発信、リアルキャリア相談会の復活、寄付講義講師とキャリア相談員の連携などを進めることを計画しております。相談員を含む大学や外語会関係者だけでなく、卒業生の皆さまにもぜひご支援とご協力をお願いいたします。
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