東京外国語大学(東京都府中市、学長:立石 博高)におきまして、このたび以下のとおりウクライナ最古の大学・イヴァン・フランコ記念リヴィウ国立大学(リヴィウ大学)に日本語・日本研究に関する情報を発信するための拠点オフィスを開設しましたのでお知らせします。
東京外国語大学(以下「東京外大」)は、TUFS スーパーグローバル大学構想における「日本から世界への発信力の強化」「大学グローバル化支援」を担うため、主要な海外協定校に「日本研究・日本語教育」の拠点となる「Global Japan Office」の設置を進めており、2014(平成26)年度以降、ヤンゴン大学(在ミャンマー)、カイロ大学(在エジプト)など12拠点に同オフィスを設置しました。スーパーグローバル大学構想事業期間の10年間で世界38拠点を開設し、日本語教育、東京外大の学生の日本語教育インターシップ、他大学学生への情報提供、日本留学を目指す現地学生へのアドヴァイスなどの拠点として活動していく計画です。
このたび、ウクライナのイヴァン・フランコ記念リヴィウ国立大学にGlobal Japan Office (GJO) を設置し、2017年9月14日(木)に開所式が行われました。本開所式は、ウクライナと日本の国交樹立25週年に合わせて設定された「ウクライナにおける日本年」事業として日本国大使館の認定を受けて実施されました。日本とウクライナ友好促進の一助になることを目指します。
●リヴィウ大学の概要等
国立の総合大学で、創立以来350年以上の歴史を有するウクライナ最古の大学で、同国トップレベルの高等教育機関。
リヴィウをはじめウクライナでは日本語の人気が高く、1992年には文学部に日本語コースができ、2003年に専攻に発展した。現在講座主任を務めるオレスタ・ザブランナ准教授は、東京外大への留学経験がある、今後のウクライナ国内の日本語教育の拠点となることが期待される。
●今回設置のオフィスの概要等
○設置場所:リヴィウ大学文学部内の一室
○スタッフ:現在、ウクライナに長期研究滞在中の東京外大の大学院生がコーディネーターとして常駐
○オフィスの主な役割:
・日本語教育などのJoint Education Program(共同授業)など両大学間の教育交流の促進
・日本紹介のイベントや日本語補習の課外活動の提供など
(ニュースリリース)
<本件に関するお問い合わせ>東京外国語大学 総務企画課 広報係
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