東京外大スペイン語学科の卒業生を中心とするイスパニア会は来る12月11日(日)に第60回例会を開催いたします。例会にては毎回講師をお迎えしての講演会を行っておりますが、今回は木下亮会員に講師をお願いしております。(例会・講演会はZoomを利用したオンライン方式によるものです。) 昭和女子大学特任教授を務めておられます木下氏の講演を聞く絶好の機会ですので、イスパニア会会員はもとよりイスパニア会非会員の方にも是非ご参加いただきたいと思い、東京外語会会員の皆様にもご案内いたします。
日時 | 2022年12月11日(日) 14:30-16:30 |
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テーマ | 近代バルセロナの芸術―万博、ピカソ、貞奴 |
講師 | 木下亮氏(昭和女子大学特任教授) |
形式 | オンライン 会議システム用のアプリはZoomを使用 |
例会費 |
会員 無料 非会員 1,000円 |
【講師より】
カタルーニャ自治州の都バルセロナは地中海に臨むコスモポリタンな港町であり、王宮やプラド美術館を有するマドリードとは異なった芸術の展開がありました。19世紀後半のバルセロナの発展を象徴する1888年の万国博覧会、パリに憧れた画家たちとその溜まり場だった「四匹の猫」、さらにその常連の若きピカソと「青の時代」の作品について順に見ていきたいと思います。また川上音二郎一座のバルセロナ公演など、当時の日本とバルセロナの接点についても紹介します。
【講師プロフィール】
1978年東京外国語大学卒。早稲田大学大学院文学研究科前期課程修了。1981年よりスペイン政府給費留学生としてマドリード・コンプルテンセ大学で美術史を学ぶ。同大博士課程単位取得。1987年より昭和女子大学専任教員。2022年より特任教授。専門はスペイン近現代美術史。編著書に『バルセロナ』(竹林舎、2017年)、共著に『近代都市バルセロナの形成』(慶應義塾大学出版会、2009年)、訳書に『アントニオ・ロペス 創造の軌跡』(中央公論新社、2013年)など。プラド美術館展(2002、2006年)、アントニオ・ロペス展(2013年)、バルセロナ展(2019年)等の企画・監修に携わる。
★申し込み方法★
例会への参加(講演会の聴講)ご希望の方は お名前と卒年、イスパニア会非会員の方は非会員である旨を明記のうえ、12月4日(日)までに以下あてにE-mailにてご連絡ください。
山川 功宛 yamakawa.isao@za.cyberhome.ne.jp
参加ご希望の連絡をいただいた方には、12月7日(水)までにURLとMeeting ID、パスコードを通知いたします。
イスパニア会非会員の方はメールによる申し込みと同時に以下のいずれかの口座に1,000円をお振込みください。入金が確認されましたならば、URLとMeeting ID、パスコードを通知いたします。
(郵便局からのお振込の場合)
口座記号: 00180=7=
口座番号: 771359
加入者名: イスパニア会
(銀行からのお振込みの場合)
お振込先: ゆうちょ銀行
支店: 019 又は、八王子横川(はちおうじ よこかわ) と記載
口座番号: 0771359 (頭に0を追加)
口座名義: イスパニア会
【イスパニア会入会について】
イスパニア会への入会をご希望の方は、以下のイスパニア会入会申し込みフォームに必要事項を入力してください。イスパニア会世話人より連絡を差し上げます。
https://bit.ly/2mc7c0N
イスパニア会ホームページ http://clbespanol.g2.xrea.com/